浄化槽は、流水と微生物の働きによって浄化されますが、長年の使用によりキッチン、お風呂、洗面化粧台などから排出された汚水に含まれるスカム(浮遊物)や汚泥(沈殿物)が蓄積していきます。
浄化槽の清掃を怠り、スカムや汚泥が溜まってしまうと、浄化槽の浄化機能低下や流出、悪臭が発生してしまいます。また、槽内がつまれば水回りの排水ができなくなるなどのトラブルが起きることもあります。
東洋メンテ工業では、浄化槽の清掃を行い、本来の浄化性能を回復させます。浄化槽の清掃をお考えの方はお気軽にご相談ください。
浄化槽の清掃回数は、浄化槽法により回数が定められています。
合併浄化槽 | 年1回以上(人槽による)引き抜き量は適正量(汚泥調整)実施 |
---|---|
単独浄化槽(全ばっ気方式) | 6ヶ月に1回以上、引き抜き量は全量実施 |
※上記金額には、材料費・出張料・諸経費・消費税が含まれておりませんのでご注意ください。
浄化槽の清掃方法
浄化槽内の汚泥を引き抜き、槽内の洗いを行ないます。その他、外観部のチェック・制御盤のチェック・フロート作動確認・スクリンセーバー確認・ポンプ吸い込み確認・絶縁、電流確認を行ないます。水質管理調査・水質分析や薬剤(減菌薬剤・凝集剤)を投入し設備の保守を行ないます。
- キレイな水が出ているか調べるため、水質検査を行います。
- 微生物が活発に働けるよう、汚泥の蓄積量やつまりの有無などを点検します。
- 汚泥が流れ出ないよう、汚泥の蓄積量を調べ清掃の時期を判断します。
- 蚊やハエの発生要素の有無を調査します。
- 微生物が窒息しないよう、ブロワー(浄化槽用送風機)を点検します。
清掃を実施した後は、浄化槽内がエンプティまたは水位が下がった状態となります。そのまま放置すると正常に機能しなくなり、最悪の場合は地面の土圧により浄化槽本体が破損してしまいます。破損を防ぎ正常に機能させるために、清掃後は必ず水張りを行いましょう。
水張り方法
単独浄化槽 | 1.トイレの水を流すレバーを操作し、水を流した状態にする。 2.テープなどで固定する。水が流れたまま浄化槽内に水を貯められる。 |
---|---|
合併浄化槽 | お風呂やキッチンの水道を流したままにします。 目安は以下の通りです(水はある程度勢いよく出す) 5人槽 1時間半~2時間 7人槽 2時間~2時間半 |
浄 化 槽 |
点検基本料金 | 20,000円~ | |
---|---|---|---|
清掃基本料金 | 40,000円~ | 人槽の大きさにより異なります。 | |
※汚泥引き抜きは別途費用が掛かります。 ※点検時に水質管理調査・水質分析費(7項目)作業を含みます。 |